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J-GLOBAL ID:201202207147295864   整理番号:12A0804114

化学研究室化している機関室

Enginerooms are ‘more like chemistry laboratories’
著者 (1件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 117-119  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: A0729B  ISSN: 1742-2825  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本文はロンドンで2012年3月に開催されたMarine Propulision会議の紹介である。ロールスロイスのLevander氏は燃料費用の削減,新規の環境規制を満足させるためには,船の効率を高める事及び代替燃料利用が考えられるが,代替燃料の利用には解決すべき問題が多くあり,LNGでは供給体制が確立されていないと指摘した。国際海運会議所のTongue氏は海運界が直面している環境問題を項目別に説明した。更に彼は海運企業は一流オペレータの最善技術に基づいた標準により自己規制を行うべきであると主張した。Brittanyフェリー社のPoulichet氏は2015年に実施される低硫黄分留出燃料油の使用は,同社の燃料費を約80%増加させ,貨物,乗客輸送は陸上へシフトする危険があると言明した。スクラバー技術は大型装置では確立されてなく,初期費用,電力費が増加し,復原性の問題,発生する有害廃棄物の処理も問題である。同社もLNGの使用を検討しているが,既存船の改造は困難である。Gulf Offshore社のBrown氏はPSV(プラットフォーム補給船)の推進システムへの要求事項を紹介した。現在のPSVは船長100m,幅20mを超え,載貨重量は5000トンを超えている。Meridian MarineのChaters氏はLNGは将来的には可能性のある代替燃料であるが,近い将来では留出燃料油が代替燃料であると予測した。司会者は機関室は各種の排出物に異なる処理を行う化学研究室になっていると総括した。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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船体ぎ装  ,  圧縮点火機関 
タイトルに関連する用語 (2件):
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