文献

J-GLOBAL ID：201202207176324490   整理番号：12A1578969

水熱法によるチタニア結晶相へのラウリル硫酸ナトリウムの影響

The influence of sodium lauryl sulfate on the crystal phases of titania by hydrothermal method

著者 (2件)： LIU Chaohong (Ocean Univ. of China, Coll. of Chemistry and Chemical Engineering, 266100, Qingdao, P.R. China) ,  WANG Xin (Ocean Univ. of China, Inst. of Material Sci. and Engineering, 266100, Qingdao, P.R. China)
資料名： Applied Physics. A. Materials Science & Processing  (Applied Physics. A. Materials Science & Processing)
巻： 109  号： 2  ページ： 279-284  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： D0256C  ISSN： 0947-8396  CODEN： APHYCC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では水熱法によりTiO₂ナノ構造を作製し,TiO₂の結晶相に及ぼすSO^2-₄イオンの影響とドデシル硫酸ナトリウムの長アルキル鎖の効果を実験と理論計算によって研究した。それらの結果はルチル(110)上へのH+HSO₄フラグメントの吸収は2H+HSO₄フラグメントの吸収よりも安定であり,アナターゼの形成により好ましいことを示している。TiO₂結晶粒表面でのドデシル硫酸ナトリウムの吸収と立体効果も八面体TiO₆単位の結合の速度と道筋を変えることにって混晶の形成に重要な影響を持つ。上記の結果に基づいて,以前の研究者らによる結晶性チタニア形成に対するオリジナルな反応機構を見直した。Copyright 2012 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化チタン ,  ナノ構造 ,  *ナノ結晶 ,  *結晶成長 ,  *水熱合成 ,  陰イオン界面活性剤 ,  ルチル型結晶 ,  アナターゼ型結晶 ,  密度汎関数法 ,  *硫酸塩 ,  *アルキル基 ,  *反応機構 ,  固溶体 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： *チタニア ,  混晶

分類 (2件)： 酸化物の結晶成長  (BK13050I) ,  固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (1件)： ドデシル硫酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (4件)： 水熱法 ,  チタニア ,  結晶相 ,  ラウリル硫酸ナトリウム