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J-GLOBAL ID：201202207188622659   整理番号：12A1591400

老朽化する社会資本 未来の水道事業を考える-水道インフラの老朽化を乗り越えて

著者 (2件)： 菊池明敏 (北上市 上下水道部) ,  菊池明敏 (関西学院大 専門職大学院経営戦略研究科)
資料名： 都市問題  (Journal of the Tokyo Institute of Municipal Research)
巻： 103  号： 11  ページ： 92-97  発行年： 2012年11月01日 
JST資料番号： S0255A  ISSN： 0387-3382  CODEN： TOMOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,水道インフラの老朽化を乗り越えるための方策について述べた。日本の水道は9割の事業体が黒字ではあるが,それは適正かつ必須である投資を怠っているために黒字なのであって,適正な投資をした途端にあえなく崩れ去るのである。水道の大量の更新投資に対処する手段としては,固定費の縮減策により経営効率を高めることを第一に考えるべきである。広域的に水道施設の余剰能力を利用し,脆弱な小規模水源を休止・廃止していくことは,固定費中最大の割合を占める減価償却費を減らす重要要素として機能する。もう一つの柱は職員の物理的な数の確保と技術の継承であるが,広域化によるスケールメリットはこの課題解決に対しても有効である

シソーラス用語： *老朽化 ,  インフラストラクチャー ,  *上水道 ,  *長期計画 ,  経時変化 ,  比率 ,  地方自治体 ,  事業 ,  使用水量 ,  保全費 ,  広域処理 ,  水資源
準シソーラス用語： 社会資本 ,  普及率

分類 (1件)： 上水道工学・用水処理一般  (SC02010X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 老朽化 ,  社会資本 ,  未来 ,  水道 ,  事業 ,  インフラ