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J-GLOBAL ID:201202207203024763   整理番号:11A1964616

中国,ジュンガル盆地,車排子隆起からの油源の特徴

Characteristics of Oil Sources from the Chepaizi Swell, Junggar Basin, China
著者 (12件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 1209-1219  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2553A  ISSN: 1000-9515  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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これまで,ジュンガル盆地には車排子隆起の油源に関する共通の意見はなかった。それゆえに,炭化水素移動の経路系と方向を決定するのは難しく,このことは結果として石油-ガス集積パターン研究の困難性をもたらした。この論文で,車排子からの石油中の窒素化合物分布の研究を行い,本研究域の異なる貯留層に貯えられた石油の根源岩を分類した。さらに,同じ供給源からの石油の移動特性を窒素化合物パラメータを用いて調べた。同じ供給源からの石油/オイル・サンド試料グループでの窒素化合物の結果によると,車排子隆起にトラップされた石油は顕著な垂直移動を経験した。移動距離の増加とともに,カルバゾールの量と指標は規則的な変動パターン(きれいな線形関係)を有する。窒素化合物の技法を用いて,車排子の分析した石油/オイル・サンド試料は二つのグループに分類することができる。一つは白亜紀と第三紀の貯留層に貯えられた試料であり,これらの石油は主に少量の白亜紀岩石を伴うジュラ紀根源岩に由来し,もう一つはジュラ紀,ペルム紀,石炭紀の各層に貯えられ,ペルム紀供給源から生じた。加えて,ジュラ紀石炭根源岩から生成した上部ジュラ紀貯留層(Ka6井)からの石油試料は,泥岩供給源から生じた上述の二つのグループの試料とは総じて異なる窒素化合物分布を有する。石油移動の分別からの影響のために,異なる構造と極性を有する窒素化合物の量と比は,移動距離が増加するとともに規則的に変化し,結果として,同じ供給源による試料は量と比が良好な線形関係に従い,一方,異なる供給源の石油試料は,それらの根源岩の異なる有機物タイプのために著しく異なる窒素化合物を有する。油源研究のこれらの結論は他の地球化学バイオマーカーにより得られたものと同一である。それゆえに,窒素化合物は石油タイプ分類と石油/供給源関係において大きい意義を有する。
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分類 (1件):
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石油・ガス鉱床 
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