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J-GLOBAL ID：201202207275960684   整理番号：12A0139531

各種の熱可塑性複合材料におけるMWCNT分散および電気的特性に及ぼすマトリックス粘度の影響

The influence of matrix viscosity on MWCNT dispersion and electrical properties in different thermoplastic nanocomposites

著者 (5件)： SOCHER Robert (Leibniz Inst. of Polymer Res. Dresden (IPF), Hohe Str. 6, 01069 Dresden, DEU) ,  KRAUSE Beate (Leibniz Inst. of Polymer Res. Dresden (IPF), Hohe Str. 6, 01069 Dresden, DEU) ,  MUELLER Michael T. (Leibniz Inst. of Polymer Res. Dresden (IPF), Hohe Str. 6, 01069 Dresden, DEU) ,  BOLDT Regine (Leibniz Inst. of Polymer Res. Dresden (IPF), Hohe Str. 6, 01069 Dresden, DEU) ,  POETSCHKE Petra (Leibniz Inst. of Polymer Res. Dresden (IPF), Hohe Str. 6, 01069 Dresden, DEU)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 53  号： 2  ページ： 495-504  発行年： 2012年01月24日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 5種の高分子(ポリアミド12,ポリブチレンテレフタレート,ポリカーボネート,ポリエーテルエーテルケトンおよび低密度ポリエチレン)と3種のマトリックス粘度レベルを有するMWCNT複合材料を混合して,電気的特性とMWCNT分散状態に及ぼすマトリックス粘度の一般的な影響を確認した。電気的パーコレーション閾値の大きな違いを,異なる粘度グレードをもつ同じ高分子マトリックスを用いて見出した。低粘度マトリックスに基づく複合材料では,パーコレーション閾値が常に最低であることを見出した。初期MWCNT凝集体分散液の状態は混合エネルギーの高い入力に起因するマトリックス粘度増加とともに増加した。TEM研究では,低い抵抗値を達成するために必要とされる低粘度試料でのナノ凝集化構造を明確に示した。ナノチューブ短縮効果を,ポリカーボネートの二つの異なる粘度グレードを用いて定量した。より高い混合エネルギー入力により,ナノチューブ短縮は,部分的に高いパーコレーション閾値を説明する高粘度マトリックスでより顕著であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多層カーボンナノチューブ ,  *熱可塑性プラスチック ,  マトリックス【母体】 ,  マトリックス効果 ,  *分散【dispersion】 ,  *粘度 ,  パーコレーション ,  閾値 ,  ポリカーボネート ,  ナイロン12 ,  ポリブチレンテレフタレート ,  ポリエーテルエーテルケトン ,  低密度ポリエチレン ,  透過型電子顕微鏡 ,  複合材料 ,  *高分子有機-無機ハイブリッド ,  *電気的性質 ,  レオロジー
準シソーラス用語： ポリアミド12

分類 (1件)： 高分子固体の物性一般  (CG02021V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱可塑性複合材料 ,  MWCNT ,  電気的特性 ,  マトリックス ,  粘度