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J-GLOBAL ID:201202207280396940   整理番号:12A0239949

持続可能なインフラストラクチャー用にリサイクルした歪硬化セメント系複合材料(SHCC)の開発

Development of recycled strain-hardening cement-based composite (SHCC) for sustainable infrastructures
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 627-635  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: W0437B  ISSN: 1359-8368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報は,再利用物質を使った持続可能な歪硬化セメント系複合材料(SHCC)を開発する試みの実験結果を示した。SHCCは,歪硬化と延性を含めた望ましい機械的性質を示した。しかし,SHCCは珪砂と高容積セメントから成り,それが汎用のコンクリートより更にエネルギー集約的にしていた。本検討の目的は,再利用物質を使ったインフラストラクチャー設計でのSHCCの持続性を促進することであった。代替リサイクル材料(砂,フライアッシュ,ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維)を使って,SHCC試験体中の夫々珪砂,セメントそしてポリビニルアルコール(PVA)繊維を部分的に置き換えた。SHCC試験体の機械的挙動に及ぼすリサイクル材料の影響を,圧縮試験,四点曲げ(屈曲)試験,そして一軸引張試験を実施して調べた。リサイクル材料と共にSHCCを使ったインフラストラクチャーを解析し設計するため,基本情報を構成モデルに使用した。試験結果から,フライアッシュが,PVA繊維とセメント基質間の界面での化学結合強さの増加に起因して,SHCCの曲げ/一軸引張性能の両方を改良する,ことを示した。しかし,PET繊維を含んだSHCCは,その圧縮挙動がPVA2.0試験体のそれに似ているけれども,PET繊維の劣った材料特性に起因して,曲げ/一軸引張試験では上手く機能しなかった。また,再利用した砂は,珪砂のそれに比べてそのより大きな粒度に因り,SHCCの弾性係数値を増加している,ことが知られていた。上手く実施されたSHCCを維持したい気持ちをベースに,本検討から,フライアッシュで20%以下または再利用砂で50%以下の置換率が,持続可能なSHCCを作製するのに適切と考えられる,と結論付けた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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セメントの性質・分析  ,  モルタル,コンクリート  ,  資源回収利用  ,  半合成・合成繊維  ,  骨材 
タイトルに関連する用語 (5件):
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