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J-GLOBAL ID：201202207299632670   整理番号：12A1524767

硫黄同位体データに基づく大西洋の硫酸源の重要性の評価

An assessment of the significance of sulphate sources over the Atlantic Ocean based on sulphur isotope data

著者 (5件)： LIN C.t. (School of Environmental Sciences, Univ. of East Anglia, Norwich NR4 7TJ, GBR) ,  BAKER A.r. (School of Environmental Sciences, Univ. of East Anglia, Norwich NR4 7TJ, GBR) ,  JICKELLS T.d. (School of Environmental Sciences, Univ. of East Anglia, Norwich NR4 7TJ, GBR) ,  KELLY S. (School of Environmental Sciences, Univ. of East Anglia, Norwich NR4 7TJ, GBR) ,  LESWORTH T. (School of Environmental Sciences, Univ. of East Anglia, Norwich NR4 7TJ, GBR)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 62  ページ： 615-621  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大西洋上で採取したエアロゾル試料で,微細モード(<1mM)の硫酸エアロゾルとMSAと主要イオン組成と同位体の分析結果を示す。その結果を用いて,測定された硫酸を海塩硫酸源と海洋生物(硫化ジメチルDMS)起源硫酸源と人為起源硫酸源に配分する。火山硫黄の貢献は,このデータ・セットで非常に小さいことが主張される。この結果は他の研究を確認しており,DMSに遠隔の海洋の硫酸負荷が大きく貢献していることを示す。DMSは酸化され,SO₂やメタンスルホン酸(MSA)を形成できる。著者らによる海洋生物起源の硫酸塩の推定値とMSA濃度の測定を用いて確認されることは,DMS酸化からのMSA/硫酸塩の比率は低緯度から高緯度にかけて体系的に増加することであり,このことは他のグループによる実験室での測定と野外研究からの推論とモデリング予測に一致する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エアロゾル ,  *大西洋 ,  依存性 ,  緯度 ,  *海洋生物 ,  硫黄同位体 ,  *二酸化硫黄 ,  供給源 ,  硫酸塩 ,  脂肪族化合物 ,  スルフィド ,  スルホン酸
準シソーラス用語： *大気エアロゾル ,  緯度依存性

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

物質索引 (2件)： 硫化ジメチル ,  メタンスルホン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 硫黄 ,  同位体データ ,  大西洋 ,  硫酸 ,  重要性 ,  評価