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J-GLOBAL ID：201202207302034878   整理番号：12A1158582

MEKK1のSWIMドメインはc-Junユビキチン化の新規基質受容体である

The MEKK1 SWIM domain is a novel substrate receptor for c-Jun ubiquitylation

著者 (6件)： RIEGER Michael A. (Loyola Univ. Chicago, IL, USA) ,  DUELLMAN Tyler (Loyola Univ. Chicago, IL, USA) ,  HOOPER Christopher (Loyola Univ. Chicago, IL, USA) ,  AMEKA Magdalene (Loyola Univ. Chicago, IL, USA) ,  BAKOWSKA Joanna C. (Loyola Univ. Chicago, IL, USA) ,  CUEVAS Bruce D. (Loyola Univ. Chicago, IL, USA)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 445  号： 3  ページ： 431-439  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ユビキチン化は多くの細胞性蛋白質の安定性に影響する重要な調節プロセスである。MEKK1/ERKキナーゼキナーゼ1はMAP3Kの1種でMAPK活性化を制御し,ユビキチンリガーゼとしても機能する。MEKK1はAP-1転写因子蛋白質であるc-Junをユビキチン化するが,両者の相互作用機構は明らかではない。MEKK1のN末端制御領域に存在するRINGドメインの近傍には機能未知のSWIMドメインが存在する。本研究では,MEKK1欠損マウス線維芽細胞を使って,SWIMドメインの役割を調べた。SWIMドメインがc-JunのDNA結合ドメインと直接会合すること,そしてMEKK1依存性c-Junユビキチン化には同SWIMドメインが必要であることを明らかにした。両者の相互作用は特異的であり,MEKK1 SWIMドメインはJunと類似したDNA結合ドメインを持つFosには結合しなかった。SWIMドメインとの相互作用に必要なJunの配列も同定した。以上の結果はSWIMドメインがc-Junユビキチン化に必要な新規基質結合ドメインであることを示した。SWIMドメインはキュリンRINGリガーゼと類似の様式でユビキチン化ターゲット特異性を提供することを示唆した。

シソーラス用語： *MAPキナーゼキナーゼキナーゼ ,  結合部位 ,  *転写因子 ,  アミノ酸配列 ,  DNA結合タンパク質 ,  癌タンパク質 ,  *ペプチドシンターゼ ,  *ユビキチン化 ,  基質特異性
準シソーラス用語： *c-Jun ,  MEKK1 ,  RINGドメイン ,  SWIMドメイン ,  キュリン蛋白質 ,  *ユビキチンリガーゼ ,  亜鉛フィンガー

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： MEKK1 ,  ドメイン ,  c-Jun ,  ユビキチン化 ,  基質 ,  受容体