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J-GLOBAL ID:201202207334663532   整理番号:12A0644521

空気環境中で共沈生成した酸化鉄ナノ粒子:[Fe+2]/[Fe+3]比の影響

Iron Oxide Nanoparticles Co-Precipitated in Air Environment: Effect of [Fe+2]/[Fe+3] Ratio
著者 (2件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 1532-1536  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: A0339B  ISSN: 0018-9464  CODEN: IEMGAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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種々の鉄水溶液を用い,空気中で共沈させて酸化鉄ナノ粒子を生成し,標記の比がナノ粒子の性質に及ぼす影響を調べた。全ての試料のX線回折(XRD)パターンに酸化鉄の特徴ピークが確認され,フーリエ変換赤外分光分析でも酸化鉄の生成が認められた。また,この比が1/6から6/6に増大すると,ナノ粒子の飽和磁化Msが37.6emu/gから59.4emu/gまで増大し,抗磁力0の超常磁性を有することが分かった。しかし,比の値が6/6を越えると,試料が保磁力(8,22,33Oe)を持つようになり,Msも最大74.3emu/gに増大した。XRDパターン,透過電子顕微鏡像,ならびに磁気データから求めた粒径は互いに一致し,この比の増大に伴って大きくなることが判明した。ナノ粒子の粒径,Ms,および磁気特性がこの比によって大きな影響を受けることが明らかになった。酸化鉄ナノ粒子は,結晶サイズが約11nm以下の場合に保磁力0の超常磁性を示す。
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分類 (1件):
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磁性材料 
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