文献

J-GLOBAL ID：201202207369499603   整理番号：12A1384741

チオール-エンの光重合及びベンゾオキサジンの熱開環重合の連続した重合によるハイブリッド二重架橋ポリマネットワーク

Hybrid dual-cure polymer networks via sequential thiol-ene photopolymerization and thermal ring-opening polymerization of benzoxazines

著者 (3件)： NARAYANAN Jananee (School of Polymers and High Performance Materials, Univ. of Southern Mississippi,118 Coll. Drive #10076, Hattiesburg ...) ,  JUNGMAN Matthew J. (School of Polymers and High Performance Materials, Univ. of Southern Mississippi,118 Coll. Drive #10076, Hattiesburg ...) ,  PATTON Derek L. (School of Polymers and High Performance Materials, Univ. of Southern Mississippi,118 Coll. Drive #10076, Hattiesburg ...)
資料名： Reactive & Functional Polymers  (Reactive & Functional Polymers)
巻： 72  号： 11  ページ： 799-806  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： H0954A  ISSN： 1381-5148  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チオール-エンに基づいたポリマのガラス転移点を増大させるとともに重合物の加工性を改良することを目的として,チオール-エンの光重合とそれに続くベンゾオキサジンの熱開環重合によって二重架橋されたポリマネットワークハイブリッドを調製した。ハイブリッドネットワークは,多官能性物質のビス-”エン”ならびにビス-ベンゾオキサジン単量体の二つの重合で,通常の単量体構造が多官能チオールと組み合された二つのネットワーク構造が形成された。チオール-エンの光重合速度は赤外分光のその場観察によって解析した。これに続くベンゾオキサジンの熱開環重合をFTIRならびに示差走査熱量測定によって解析した。本ハイブリッド材料のガラス転移点は150°Cであった;しかし,光架橋時のチオール-エン反応(ラジカル機構)とチオール-ベンゾオキサジン反応(求核開環反応)の競争反応によってポリマ中に不均一のネットワーク構造が形成されていた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *光重合 ,  *ネットワーク構造 ,  架橋【高分子】 ,  *高分子複合体 ,  *開環重合 ,  チオール ,  反応速度 ,  その場観察 ,  赤外分光分析 ,  FTIR分光法 ,  示差走査熱量測定 ,  ガラス転移点 ,  競争反応 ,  *ラジカル重合 ,  求核反応 ,  光架橋 ,  エン反応 ,  熱重合
準シソーラス用語： *チオール-エン反応

分類 (1件)： その他の高分子の反応  (CG03040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： チオール ,  光重合 ,  開環重合 ,  重合 ,  架橋 ,  ポリマネットワーク