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J-GLOBAL ID:201202207387962426   整理番号:12A0203868

ウサギにおいてリシン-プラスミノーゲンとレテプラーゼの硝子体内注射によって誘発した後部硝子体剥離

Posterior vitreous detachment induced by intravitreal injection of lysine-plasminogen and reteplase in rabbits
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 372-375  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2304A  ISSN: 1005-1015  CODEN: ZYAZEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】ウサギにおいてリジン-プラスミノーゲンとレテプラーゼの複合硝子体内注射によって誘発した後部硝子体剥離(PVD)の安全性および有効性を観察する。【方法】15匹の健康なニュージーランドウサギを各々5匹ずつ3群に分けた。右目を実験用,左目を対照とする。3群の実験眼には1250μg/mlのリジン-プラスミノーゲン0.1mlとそれぞれ104U,3×104U,105Uのレテプラーゼ0.05mlを複合した硝子体内注射を施し,一方,対照眼には0.15mlの平衡塩類溶液を硝子体内注射した。細隙灯顕微鏡と120Dプリセットレンズで結膜,前眼房,水晶体,硝子体,網膜を調べた。網膜電位図(ERG)によって網膜機能を調べた。【結果】すべての実験眼にPVDがあった。光学顕微鏡の結果,対照群と104Uレテプラーゼ群においては網膜構造の変異が見られず,3×10Uレテプラーゼ群では階層的であるが減少した明瞭な網膜神経節細胞と核心層細胞が見つかり,105Uレテプラーゼ群では網膜色素上皮層だけで,正常な網膜構造は観察されなかった。ERGの結果,対照群とレテプラーゼ各群において,a波とb波の振幅の最大混合反応を比較すると,対照群と104Uレテプラーゼ群の間に統計学的有意差はなく(a波:t=0.881,-1.773,0.809,b波:t=-0.223,-0.441,1.400;P>0.05),対照群と3×104Uの間(a波:t=-3.20,b波:t=-4.182,-4.103),対照群と105Uレテプラーゼ群の間(波:t=-0.737(b波):t=-15.150,6.597)には統計学的有意差があった(P<0.05)。対照眼にはPVDがなかった。【結論】リジン-プラスミノーゲンとレテプラーゼの複合硝子体内注射はウサギにおいて完全なPVDを誘発することができ,網膜構造に損傷を与えない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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眼の疾患 

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