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J-GLOBAL ID：201202207419282899   整理番号：12A1515894

K₃M₃^IIM₂^IIIF₁₅マルチフェロイック系における緩やかな磁性動力学

Slow magnetic dynamics in the K₃M₃^IIM₂^IIIF₁₅ multiferroic system

著者 (3件)： PAJIC Damir (Inst. of Mathematics, Physics and Mechanics, Jadranska 19, 1000 Ljubljana, SVN) ,  JAGLICIC Zvonko (Inst. of Mathematics, Physics and Mechanics, Jadranska 19, 1000 Ljubljana, SVN) ,  TRONTELJ Zvonko (Inst. of Mathematics, Physics and Mechanics, Jadranska 19, 1000 Ljubljana, SVN)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 112  号： 7  ページ： 073908-073908-9  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： K₃Fe₅F₁₅はK₃M₃^IIM₂^IIIF₁₅ファミリーに属するマルチフェロイック物質である。温度の関数として測定したゼロ磁場冷却および磁場冷却の磁化は,K₃Fe₅F₁₅,K₃Fe₃Cr₂F₁₅およびK₃Cu₃Fe₂F₁₅における磁気転移を示す。これを補完して,磁気転移の下側領域の磁気的挙動を,Hから-Hに磁場を切り替えた後温度を変えた磁気緩和で研究した。時間(hours)の時間スケールでの磁化の緩やかな変化が観察され,この変化は広い温度および磁場の範囲に渡って3つの化合物すべてに対して対数的な時間依存性によって最もよく記述された。要するに,磁気モーメントの再配向を妨げる異方性障壁に渡る磁気モーメントの分布が存在するということである。障壁にわたって分布する領域の磁気モーメントの熱活性化モデルを導入して緩和パラメータの温度および磁場の依存性を記述した。これらの磁気領域の規模はナノメートルサイズと推定された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 材料 ,  磁気電気効果 ,  *動力学 ,  磁気転移 ,  *磁気緩和 ,  磁化特性 ,  磁気モーメント ,  時間依存性 ,  活性化 ,  熱影響 ,  冷却 ,  *フッ化物 ,  *カリウム化合物 ,  *鉄化合物 ,  クロム化合物 ,  銅化合物
準シソーラス用語： *マルチフェロイック材料 ,  *磁化動力学 ,  熱活性化 ,  磁場冷却

分類 (1件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (3件)： マルチフェロイック ,  磁性 ,  動力学