文献
J-GLOBAL ID:201202207430774159   整理番号:12A0274387

アルミニウム合金A356のミクロ多孔性の核生成速度に影響する要因

Factors Affecting the Nucleation Kinetics of Microporosity Formation in Aluminum Alloy A356
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 1004-1016  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
清浄度はアルミニウム合金鋳物中のミクロ多孔性生成に影響する最も重要な要因のひとつである。溶湯中の酸化物介在物は気孔の核生成を容易にすることによってミクロ多孔性を促進すると一般に認められている。本研究では,一方向凝固したA356の小さな試料中に薄膜状酸化物が生成し捕捉される傾向を管理することを狙いとして,種々の鋳造条件の下でのミクロ多孔性の生成について調査した。アルゴンガス保護の有り無しの状態で注入表面積を変えた条件で鋳物を製造した。Sr含有量が異なる2種のA356合金を試験した。多孔質円盤濾過解析を用いて溶湯の清浄度を評価し,鋳物中の介在物を同定した。気孔の体積分率と寸法分布はX線微視的断層撮影解析法によって測定した。測定の結果,鋳造中の薄膜状酸化物の生成と捕捉の傾向の大きさと合致して体積分率,数密度及び気孔径が明らかに増加することを明らかにした。実験結果を総合的な気孔生成モデルに当てはめて,気孔核生成母集団を推定した。このモデルによると,A356鋳物では薄膜状酸化物の生成傾向の増大が核生成位置の数を増やし,かつ,気孔核生成に必要な過飽和度を下げることが推定される。モデルに基づいて,Sr改良が結晶組織を通じて核生成速度と気孔成長速度の両方に影響を及ぼすと推定した。Copyright 2011 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鋳造欠陥 

前のページに戻る