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J-GLOBAL ID:201202207433947089   整理番号:12A1485262

国内の日射量変化について

Study of Solar Radiation Change in Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 49-54  発行年: 2012年09月30日 
JST資料番号: G0259A  ISSN: 0388-9564  CODEN: TAENAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本国内の日射量増加に関する研究は,筆者がこれまでに報告してきた研究以外では,前出の大気・海洋環境観測報告及びStanhillとCohenによる報告しか見られず,その原因は定かでないとされている。本報告では,筆者のこれまでの研究をまとめると同時に,新たな最新のデータを追加して,日射量の経年変化に対する気象関連要素等の影響について検討・報告する。本検討の結果を以下にまとめる。1.日本国内の日射量は1990年頃から増加してきており,直達日射量では1MJ/(m2d)の増加が見られる。これは直達日射量のほぼ10%程度の増加である。 略 7.SPM(大気中の浮遊粒子状物質)濃度は減少してきており,日射量の増加傾向とよく対応している。SPM濃度が減少したことにより,日射量が増加したと言えそうである。8.気温は上昇してきているが,その上昇パターンは日射量増加傾向とは違ったパターンである。9.南極(昭和基地)の全天日射量データは日本国内のデータと全く異なった変動パターンで,国内とは逆にむしろ減少パターを示している。
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分類 (1件):
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放射,大気光学 
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