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J-GLOBAL ID：201202207453525431   整理番号：12A0201814

ラットLeydig細胞におけるテストステロンの分泌に及ぼすNOドナーの影響

Effect of NO donor on secretion of testosterone in rat Leydig cells

著者 (6件)： Liu Haiyan (Coll. of Sci.,Nanjing Normal Univ., Nanjing) ,  Tao Xiaoqian (Coll. of Sci.,Nanjing Normal Univ., Nanjing) ,  Shi Shanshan (Coll. of Sci.,Nanjing Normal Univ., Nanjing) ,  Lin Chaiying (Coll. of Sci.,Nanjing Normal Univ., Nanjing) ,  Han Xuefeng (Coll. of Sci.,Nanjing Normal Univ., Nanjing) ,  Yao Bing (Coll. of Sci.,Nanjing Normal Univ., Nanjing)
資料名： Linchuang Jianyan Zazhi  (Linchuang Jianyan Zazhi)
巻： 28  号： 2  ページ： 139-142  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2447A  ISSN： 1001-764X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】ラットLeydig細胞におけるテストステロン分泌に及ぼすNOドナー(ニトロプルシドナトリウム,SNP)の影響を研究する。【方法】原発性ラットLeydig細胞を,in vitroで12時間培養した後,種々の濃度のSNPで,種々の時間(4時間,8時間および12時間)処置した。テストステロンの濃度を,化学ルミネセンスによって検出し,3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ酵素(3β-HSD)およびアネキシン5の濃度を,ウェスタンブロット法によって分析した。【結果】10-4mol/L SNPで8時間,10-6mol/L SNPで12時間,または10-4mol/L SNPで12時間処置した後,対照と比べて,テストステロンの濃度は,それぞれ23%,28%および37%増加した(P<0.05)。ウェスタンブロット法分析結果より,Leydig細胞をSNPで刺激すると,対照と比べて,3β-HSD発現には有意差は認められないことがわかった(P>0.05)。しかし,対照と比べて,Leydig細胞を10-6mol/L SNPで12時間刺激すると,アネキシン5は55%増加し(P<0.05),10-4mol/L SNPで処置した細胞でも,アネキシン5発現は48%増加した(P<0.05)。【結語】結果より,低濃度のSNPを,ラットLeydig細胞におけるテストステロン分泌を用量および時間依存的に誘発することが示唆した。3β-HSDを,SNPによって誘発したテストステロン分泌のプロセスとは関係していないが,このプロセスは,アネキシン5発現と関係していると考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： ラット ,  *Leydig細胞 ,  *ドナー ,  化学ルミネセンス ,  ウェスタンブロット法 ,  ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ ,  アネキシン ,  ニトロプルシドナトリウム ,  ステロイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン
準シソーラス用語： *NOドナー ,  3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ ,  アネキシンV

分類 (1件)： 泌尿生殖器の基礎医学  (GM01020T)

物質索引 (1件)： テストステロン

タイトルに関連する用語 (5件)： ラット ,  Leydig細胞 ,  テストステロン ,  分泌 ,  NOドナー