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J-GLOBAL ID:201202207462664363   整理番号:12A0340484

ナノ構造の酸化鉄の表面活性剤による核生成と結晶成長とそれらの磁気特性に及ぼすCaイオンの影響

Influence of Ca Ions on Surfactant Directed Nucleation and Growth of Nano Structured Iron Oxides and Their Magnetic Properties
著者 (6件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 18-28  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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α-FeOOHナノロッドと球状α-Fe2O3の選択的合成における表面活性剤,臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)とCa2+イオンの影響を研究した。その結果,このCTABを使用するFe2O3/FeOOH相の合成は0~2.25%までの範囲のCa2+イオンを取り込むことによって非常に大きな影響を受けることがわかった。合成した試料をX線回折(XRD),ラマン分光法,走査型および透過型電子顕微鏡(SEMおよびTEM)によって調べた結果,Ca2+濃度に依存して,針鉄鉱(α-FeOOH)と赤鉄鉱(α-Fe2O3)が優先的に形成されることがわかった。低いCa2+濃度(0.92%)では針状のα-FeOOHナノロッドが形成され,高いCa2+濃度(1.45%)では針状のα-FeOOHと球状のα-Fe2O3粒子の両方が観測された。2.25%のCa2+濃度になると単分散した疑立方体のα-Fe2O3粒子が主要相になった。Moessbauer分光法によると,XRDパターンから同定されていないFe2O3/FeOOH相が検出された。振動試料磁力計によって室温の磁気を測定した結果,異なるサイズと形態を示すこれらの物質の磁気特性はCa2+のドーピング濃度関数として変化することがわかった。飽和保磁力の値は試料中のα-Fe2O3の量が増大すると大きくなった。
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分類 (4件):
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固-液界面  ,  酸化物の結晶成長  ,  その他の無機化合物のMoessbauer効果  ,  酸化物結晶の磁性 
物質索引 (1件):
物質索引
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