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J-GLOBAL ID:201202207507772650   整理番号:12A1000621

荷重走査試験での水素化非晶質炭素被覆の破壊機構

Failure mechanisms of a hydrogenated amorphous carbon coating in load-scanning tests
著者 (5件):
資料名:
巻: 206  号: 23  ページ: 4864-4871  発行年: 2012年07月15日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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純粋な水素化非晶質炭素(a-C:H)の上部層とタングステン改質水素化非晶質炭素(a-C:H:W)の中間層を持つダイヤモンドライクカーボン(DLC)を硬化し焼き戻した冷間加工工具鋼の研磨した円筒状試験体上に堆積した。荷重走査試験リグ上で,乾式条件でトライボロジー試験を行った。各試験サイクルで垂直荷重を13から350N(ヘルツ接触圧力1.0~3.0GPaに相当)へ徐々に増加させた。摩擦係数を垂直荷重の関数として調べ,顕著な摩擦増加は被覆の破壊を示した。試験後,FIB支援顕微鏡分析でDLCコーティングの摩耗と損傷を調べ,表面下の破壊機構を明らかにした。鋼に対するDLCすべりの場合,僅か数回以内の荷重サイクルで破壊した。破壊は凝着で始まり,対向試料の鋼の移動が続いた。凝着した鋼フレークの下では,引張りき裂がa-C:H上部層に生成し,鋭いき裂エッジが対向試料から鋼を更に剥がした。続く荷重サイクルで,被覆の破片がこれらのスポットで引き出され,最終的な破壊モードとなった。これとは対照的に,DLC対DLCのすべりではかなりの回数の荷重サイクル後も被覆破壊と顕著な摩耗が認められなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の薄膜  ,  その他の材料 

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