抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インドでは建設工業が隆盛で,セメントの需要が大きい。そのため,セメントの製造に代換原料や代換燃料が利用される可能性があり,このような場合には有害な揮発成分が発生して,炉が腐食することが考えられる。そこで,次の項目に分けてセメントのロータリーキルンのいろいろな腐食,および腐食に対する耐火物の役割を解説した。1)まえがき。2)セメントのロータリーキルン中の腐食現象。3)炉体の腐食の機構(概論,酸化,硫化物の形成)。4)炉体の腐食問題の解決における耐火物の役割。5)耐火煉瓦を通じた揮発性物質の浸透。6)継ぎ目やギャップを経由する揮発性成分の透過。7)考察。8)結論(煉瓦の形状,寸法,品質,およびライニングの技術が炉体の防食に大きな役割を果たす。腐食を防止するためには個々の具体的な場合について注意深く腐食の原因を分析する必要がある。)