抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
当社の電子ペーパー技術QR-LPDを例にして,電子粉流体を用いた電子ペーパーの原理,特徴,展開を述べた。電子粉流体は高分子を主とする材料で粉体形状であるにもかかわらず,液体のような振る舞いを示す。パネルの断面構造を図示した。表示の仕組みは電極を有する両基盤間に加える電界を切り換えることにより電子粉流体が所定の電界に応じて気中を移動する。パネル特性は広視野角,高速応答性で,電圧を印加し移動させた各々の電子粉流体は,その後電圧を切ってもその表示状態を維持しほぼ半永久的なメモリー性を示す。カラー化やフレキシブル化への取り組み,実用的なパネル設計と製法,試作したカラーフレキシブル電子ペーパーについて述べた。