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J-GLOBAL ID：201202207549992111   整理番号：12A0564633

α-ガラクトマンナンのガレクチン-1結合の構造的特徴

Structural features for α-galactomannan binding to galectin-1

著者 (3件)： MILLER Michelle C (Univ. Minnesota Health Sci. Center, MN, USA) ,  KLYOSOV Anatole A (Galectin Therapeutics Inc., MA, USA) ,  MAYO Kevin H (Univ. Minnesota Health Sci. Center, MN, USA)
資料名： Glycobiology  (Glycobiology)
巻： 22  号： 4  ページ： 543-551  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： W0050A  ISSN： 0959-6658  CODEN： GLYCE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガレクチン-1(gal-1)の炭水化物結合ドメインの反応を,種々のマンノース-ガラクトース比の異なるα-ガラクトマンナン(GMs)を使って調べた。¹⁵N標識gal-1を使った異核種単一量子コヒーレンスNMR分光法と数学的に得られた統計学的モデルを使って解析した結果,GMsへのgal-1の結合について,4個以上の「裸の」マンノース残基領域で囲まれたα-D-ガラクトピラノシルダブレットから成る構造署名を見出した。この構造署名はGM骨格全体にランダムに分布されていた。このモデルから得られた構造署名を更にgal-1のマンノトリアオース(6¹-α(1→6)-D-ガラクトシル-β-D-マンノトリアオース)およびマンノペンタオース(6³,6⁴-ジ-α(1→6)-D-ガラクトシル-β-D-マンノペンタオース)を使った結合実験について検討し,確認した。これらの結果から,gal-1がGMsと優先的にα-D-ガラクトピラノシルダブレットで結合すること,ダブレットはGM骨格にランダムに分布していること,および「裸の」Man残基領域で囲まれていること,を明らかにした。

シソーラス用語： *ガラクトマンナン ,  *レクチン ,  共鳴 ,  *分子間相互作用 ,  コヒーレンス ,  NMR【磁気共鳴】 ,  結合部位 ,  *分子構造 ,  少糖類
準シソーラス用語： *ガレクチン1 ,  コヒーレンス共鳴 ,  量子コヒーレンス ,  HSQCスペクトル ,  オリゴ糖

分類 (1件)： 糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

タイトルに関連する用語 (3件)： ガラクトマンナン ,  ガレクチン-1 ,  構造的特徴