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J-GLOBAL ID：201202207580896651   整理番号：12A1503939

USP18は転写的および抗増殖性インターフェロンα/β差を確立する

USP18 establishes the transcriptional and anti-proliferative interferon α/β differential

著者 (5件)： FRANCOIS-NEWTON Veronique (Inst. Pasteur, Paris, FRA) ,  LIVINGSTONE Mark (Inst. Pasteur, Paris, FRA) ,  PAYELLE-BROGARD Beatrice (Inst. Pasteur, Paris, FRA) ,  UZE Gilles (Univ. Montpellier II, Montpellier, FRA) ,  PELLEGRINI Sandra (Inst. Pasteur, Paris, FRA)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 446  号： 3  ページ： 509-516  発行年： 2012年09月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： I型インターフェロン(IFN)は病原性誘導免疫調節性サイトカインであり,抗ウイルス活性および抗増殖活性を示す。IFNβはIFNα2と比較するとIFNAR(IFNα受容体)1/IFNAR2受容体に特に高い親和性で結合し,抗増殖性及びアポトーシス促進性などで強力な活性を示す。しかし,その機構は不明である。IFNβのSTATリン酸化及びISG(IFN促進遺伝子)の転写活性化との関連性を検討した。IFNβはIFNα2より後期にISGを強力に誘導し,持続的STAT1/2リン酸化を誘導した。IFNβに応答してのみ観察された長期STAT活性化は,遅い不活性化機構より受容体-Jak複合体の持続的活性化を必要とすることを示唆した。USP18サイレンシング細胞による解析から,USP18がIFNα2/βシグナリング,転写的及び抗増殖性活性の分別に関与することを示唆した。IFNαとIFNβの多様性に関与する新しいタイプの生物学的シグナリングを提示した。

シソーラス用語： *増殖阻害 ,  インターフェロンα ,  *インターフェロンβ ,  *インターフェロン ,  *アポトーシス ,  サイトカイン受容体 ,  *誘導 ,  STAT転写因子 ,  DNA結合タンパク質 ,  リン酸化 ,  *チオエステラーゼ ,  *タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  細胞情報伝達 ,  フィードバック制御 ,  免疫反応 ,  遺伝子サイレンシング
準シソーラス用語： IFNα2 ,  IFNα受容体 ,  STAT1 ,  STAT2 ,  *USP18蛋白質 ,  *アポトーシス誘発 ,  インターフェロンI型 ,  *ユビキチン特異的プロテアーゼ8 ,  免疫調節

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 転写 ,  抗増殖性 ,  インターフェロン