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J-GLOBAL ID：201202207610189912   整理番号：12A0745918

直接チル鋳造シートインゴットのデンドライトき裂形成のためのデンドライトひずみとマクロ偏析結合現象

Interdendritic Strain and Macrosegregation-Coupled Phenomena for Interdendritic Crack Formation in Direct-Chill Cast Sheet Ingots

著者 (1件)： EL-BEALY Mostafa Omar (Companies’ Chair of Swedish Iron Masters Assoc., S-100 44, Stockholm, SWE)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 43  号： 3  ページ： 635-656  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 直接チル鋳造シートインゴットにおけるデンドライト凝固の初期段階の研究では,デンドライト等軸組織内の内部デンドライトき裂生成に及ぼす,内部デンドライトひずみとマクロ偏析の組み合わせ効果を,AA-6061とAA-1050アルミニウム合金のインゴットサンプルの金属組織学的研究,と数学的分析の評価により検討した。金属組織調査には,工場でのトライアルから集めたサンプルのミクロ構造の検査とマクロ偏析の測定が含まれている。数学的分析は,2次元(2D)流体の流れ,熱流,デンドライトひずみ,マクロ偏析結合モデルで構成されている。また,累積内部デンドライトひずみ基準,局部デンドライト相と正勾配局部偏析に起因する結晶歪みの相関係数により,デンドライトき裂を測定するための単純な方法を開発した。モデルの予測は,表面および亜表面内部デンドライトき裂形成への,高い正のマクロ偏析の影響を明らかにした。内部デンドライトひずみは,液相温度以下で始まり,液体→固体相の変態の収縮とコヒーレントムッシュ領域内のデンドライト固体の収縮から生じることを明らかにした。この領域では,縮小/収縮機構の結合効果は,等軸結晶と核形成に始まる内部デンドライトき裂間の内部デンドライトの距離を増加させる。その後,コヒーレントムッシュ領域において,別の内部デンドライトひずみ源は,分散経路にて等軸結晶間の距離に大きく影響を始め,内部デンドライトき裂の最終的な形状が,形成始める。デンドライト等軸構造凝固間の内部デンドライトき裂生成の機構,とこの問題の可能な解決策について考察した。Copyright 2011 THE MINERALS, METALS & MATERIALS SOCIETY and ASM INTERNATIONAL Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *半連続鋳造 ,  インゴット ,  樹枝状結晶 ,  亀裂 ,  偏析 ,  薄板 ,  *亀裂発生 ,  アルミニウム合金 ,  アルミニウム ,  金属組織 ,  歪 ,  等軸組織 ,  核形成 ,  相変態 ,  *鋳造欠陥 ,  凝固割れ
準シソーラス用語： AA1050 ,  AA6061 ,  *DC鋳造

分類 (1件)： 鋳造欠陥  (WC01060X)

タイトルに関連する用語 (7件)： チル鋳造 ,  インゴット ,  デンドライト ,  き裂 ,  ひずみ ,  マクロ偏析 ,  現象