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J-GLOBAL ID：201202207613040928   整理番号：12A1404743

台湾育種計画で用いられるイネ生殖質の遺伝的多様性

Genetic diversity of rice germplasm used in Taiwan breeding programs

著者 (9件)： LIN Hung-Ying (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  WU Yong-Pei (Taiwan Agricultural Res. Inst., Chiayi, TWN) ,  HOUR Ai-Ling (Fu-Jen Catholic Univ., New Taipei City, TWN) ,  HO Sheng-Wei (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  WEI Fu-Jin (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  WEI Fu-Jin (Academic Sinica, Taipei, TWN) ,  HSING Yue-Ie C. (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  HSING Yue-Ie C. (Academic Sinica, Taipei, TWN) ,  LIN Yann-Rong (National Taiwan Univ., Taipei, TWN)
資料名： Botanical Studies  (Botanical Studies)
巻： 53  号： 3  ページ： 363-376  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W1153A  ISSN： 1817-406X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 台湾 (TWN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 52のジャポニカと28のインディカ種含む80のイネ品種を対象に,114のSSRおよび5つのSTSマーカーを用いて,395の対立遺伝子を検出した。非加重結合法と主座標分析を用いて,ジャポニカ種とインディカ種の多様性を分けた結果,台湾と日本のジャポニカ変種は,遺伝的背景が非常に類似しているため,同じクラスタに分類され,インディカ種の方が遺伝的多様性は大きかった。台湾での栽培種の遺伝的多様性は比較的狭く,濃縮された対立遺伝子を示す外来栽培種を導入していたが,国内種と導入されたインディカ種の差別化は中等度であった。これらのDNA多形分析より,台湾のイネ生殖質のゲノムの関係性が解明され,台湾のイネ遺伝子マーカーデータベースは,栽培種同定,生殖質保存,育種計画に役立つものと思われた。

シソーラス用語： 台湾 ,  計画 ,  作物育種 ,  *イネ ,  遺伝資源 ,  生物多様性 ,  DNAマーカー ,  栽培品種 ,  マイクロサテライト ,  生殖細胞
準シソーラス用語： SSRマーカー ,  遺伝的多様性 ,  生殖質

分類 (3件)： 稲作  (FC03020C) ,  作物の品種改良  (FC02030G) ,  遺伝的変異  (EC01030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 台湾 ,  育種計画 ,  イネ ,  生殖質 ,  遺伝的多様性