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J-GLOBAL ID:201202207613742256   整理番号:12A0262148

局所波長領域積分解析と結合された蛍光励起-エミッションマトリックスを用いた異なる安定化段階における埋立地からのフミン酸及びフルボ酸の組成と変換の特徴づけ

Fluorescence excitation-emission matrix combined with regional integration analysis to characterize the composition and transformation of humic and fulvic acids from landfill at different stabilization stages
著者 (5件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 438-447  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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蛍光局所波長領域積分(FRI)解析と組合された蛍光励起-エミッションマトリックス分光(EEMs)を用いて,埋立地からのフミン酸(HA)及びフルボ酸(FA)の組成と変換を調べた。異なる経年の埋立地におけるHAsのEEMsをEx=420~470nm/Em=490~530nm及びEx=345~375nm/Em=450~460nmにおけるEx/Em対を持つ2つの典型的な蛍光発色団によって特徴づけた。FAのEEMsはEx=315~335nm/Em=420~440nm及びEx=255~275nm/Em=425~455nmにおけるEx/Em対を持つ別の2つの明瞭に異なる発色団によって特徴づけられた。結果から,1989年に埋立てられた廃棄物から抽出されたHAは小さな縮合芳香族構造を蛋白質様連鎖で結合して形成されたことが示された。1992年に埋立てられた廃棄物からのHAと比較すると,1996年に埋立てられたHAはより高い蛍光強度とより低いr(B,A)(ピークBとピークAの蛍光強度比)値を有していた。これは低いモル質量成分,低い芳香族縮合度,及びより容易に酸化される置換基を有していた。このことから,埋立地の劣化度はHAのEEMs特性に強く影響し,HAのフミン化の程度は埋立時間とともに増加することが示された。より長い波長領域への赤方シフト及び蛍光強度の増加はHA濃度が増加した場合にみられ,濃度がHAsの蛍光特性に大きな影響をもつことが示唆される。pH(2~12)も蛍光強度に顕著な影響を示すが,HAとFAの蛍光のピーク位置には何らの作用を及ぼさない。FRIの結果から,濃度の増加は種々の構造成分間のより大きな相互作用をもたらし,小分子量ユニットは凝集するかあるいはより複雑で大きな構造にマスクされてしまう傾向がある。HAの蛍光強度に及ぼすpHの影響は主に分子配置によると思われ,一方,pHによる蛍光強度の変化はFAの種々の置換基による可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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廃棄物処理一般  ,  ごみ処理 

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