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J-GLOBAL ID:201202207631433333   整理番号:12A0768292

実験的自己免疫性脳脊髄炎において20Sサブユニット構成の変化がプロテアソームの活性変化の大きな原因になっている

Changes in 20S subunit composition are largely responsible for altered proteasomal activities in experimental autoimmune encephalomyelitis
著者 (3件):
資料名:
巻: 121  号: 3/4  ページ: 486-494  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,ミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白質(MOG)誘導の実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)マウスの発症におけるプロテアソームの役割を検証した。急性EAEにおいては,プロテアソームのペプチダーゼ活性は誘導性βサブユニットの量の減少と相関していたが,慢性EAEにおいては標準βサブユニット活性の減少と相関していた。プロテアソームの活性変化を更に調べると,i-20Sとs-20Sプロテアソームが同等の活性で,カルボニル化βアクチンを分解することが分かった。このことは,EAEの蛋白質カルボニルの量が両コア粒子の活性により制御されていることを示唆している。更に著者等は,プロテアソーム11S制御粒子の増加と31kDaのプロテアソーム阻害蛋白質を持つ阻害プロテアソームのレベルの減少がEAEにおける炎症反応を反映していることを見出した。慢性EAEでは,19S制御粒子と11S制御粒子のレベルの上昇がこの時期のプロテアソーム活性の減少に対応して起こっている事も分かった。これらから著者等は,今回の知見は,ミエリン減少疾患の炎症反応において変化するプロテアソーム生理の中核をなすものと結論した。
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分類 (3件):
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酵素生理  ,  中枢神経系  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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