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J-GLOBAL ID：201202207631864776   整理番号：12A1007250

二相ステンレス鋼溶接継手部の疲労亀裂伝播特性評価

Evaluation of Fatigue Crack Propagation Characteristics for Welded Joint of Duplex Stainless Steel

著者 (7件)： 藤井滋博 (クボタ) ,  作田実 (クボタ) ,  矢島浩 (長崎総合科大) ,  KHO Yumbo (長崎総合科大) ,  渡邊栄一 (長崎総合科大) ,  谷野忠和 (長崎総合科大) ,  山下晋 (長崎総合科大)
資料名： 創見創新  (長崎総合科学大学工学研究センター所報)
号： 6  ページ： 13-17  発行年： 2011年08月 
JST資料番号： Y0783B  ISSN： 1881-056X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 二相ステンレス鋼の溶接はTIG溶接が一般的であるが,溶接時間やコストを低減できるフラックス入りワイヤを用いたガスシールドアーク溶接法(FCAW)の実用が進みつつある。本研究では,板厚10mmのSUS329J3L鋼板のFCAWおよびTIG突合せ溶接継手の疲労亀裂伝播特性を比較,検討した。脆性不安定破壊を発生する疲労亀裂限界長さ(2a_cr)は,FCAW溶接金属はTIG溶接金属の約1/2であることが明らかになった。進展しつつある疲労亀裂が2a_crの長さに到達するまでの応力繰返し回数は,FCAW溶接金属はTIG溶接金属の約1/2~1/2.5であった。FCAW溶接金属の疲労亀裂伝播特性,破壊靭性は金属組織に敏感であった。

シソーラス用語： *二相ステンレス鋼 ,  *ガスシールドアーク溶接 ,  フラックス入ワイヤ ,  TIG溶接 ,  突合せ溶接継手 ,  鋼板 ,  *機械的性質 ,  疲れ亀裂 ,  疲れ亀裂成長 ,  疲れ亀裂成長速度 ,  破壊靱性 ,  閾値 ,  脆性破壊 ,  多層溶接 ,  応力拡大係数 ,  繰返し応力 ,  溶接金属 ,  疲れ強さ
準シソーラス用語： 亀裂長さ

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 二相ステンレス鋼 ,  溶接継手 ,  疲労亀裂伝播 ,  特性評価