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J-GLOBAL ID：201202207749562804   整理番号：12A1388294

繁殖の基礎と応用 Vol.9 黄体形成と胚

著者 (1件)： 榎本友弥 (NOSAIかながわ 家畜診療所)
資料名： Dairy Japan  (Dairy Japan)
巻： 57  号： 12  ページ： 61-63  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： L0332A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 受精卵(胚)の着床には,黄体が充実すること,黄体ホルモンによる子宮内膜の着床性増殖が重要である。正常な性周期をとっているウシの場合,受胎しなければ周期の16~18日目に子宮内膜においてプロスタグランジンF2αが産生,分泌され,黄体の退行が始まり,平均21日目で再び発情が来る。黄体期に良く機能した黄体があることで周期中の余計な卵胞の発達を抑制し,適切な時期に適切な卵胞が選抜され,その結果,良い発情へとつながる。人工受精の場合,受胎しづらいウシに対して,ホルモン剤投与や黄体確認を行うが,特効薬はない。栄養ストレス,過密ストレス,痛みのストレス,暑熱ストレスを取り除くことが重要である。

シソーラス用語： 黄体 ,  着床 ,  人工受精 ,  *ウシ ,  *繁殖管理 ,  発情 ,  *排卵 ,  受精卵 ,  動物用医薬品 ,  プロスタグランジン ,  飼育管理 ,  ジエン ,  不飽和アルコール ,  不飽和カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  ポリオール ,  *性周期
準シソーラス用語： *黄体形成 ,  発情誘発 ,  発情回帰 ,  ストレス軽減

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  繁殖管理  (FD01030C)

物質索引 (1件)： プロスタグランジンF_2α

タイトルに関連する用語 (5件)： 繁殖 ,  基礎 ,  応用 ,  黄体形成 ,  胚