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J-GLOBAL ID：201202207812556291   整理番号：12A1548008

スパースな複数音源の明確な位置推定のための多次元空間関数の改善

ENHANCED MULTIDIMENSIONAL SPATIAL FUNCTIONS FOR UNAMBIGUOUS LOCALIZATION OF MULTIPLE SPARSE ACOUSTIC SOURCES

著者 (2件)： NESTA Francesco (Fondazione Bruno Kessler-Irst, Trento, ITA) ,  OMOLOGO Maurizio (Fondazione Bruno Kessler-Irst, Trento, ITA)
資料名： Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing  (Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing)
巻： 2012 Vol.1  ページ： 213-216  発行年： 2012年 
JST資料番号： E0316B  ISSN： 1520-6149  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複数音源の位置推定法としてよく用いられている方法は複数マイクロフォン対で観測された空間コヒーレンスに基づく,位相変換を用いたステアード応答パワー法(SRP-PHAT)である。この方法は単純で残響にロバストであり有用であるが,複数音源が同時に存在する場合の信頼性に劣り,特に多次元では不明確な位置(ゴースト)を推定するという問題があった。ここでは,その原因を解析し,これは本質的にL₁ノルムに基づくコヒーレンス関数の弱多次元構造に関連する問題であり,判別性の高い基準を用いることによりゴーストは劇的に減少し,音源位置推定性能が向上することを示した。さらにクロスパワースペクトル(CPS)観測値の分割表現を用いた新しい空間関数を提案し,これにより音源間の干渉を低減して検出能力を改善した。新しい基準を組込んだこの新しい多次元空間関数によりスパースな複数音源の明確な位置推定が可能であることをシミュレーション結果にて示した。

シソーラス用語： *音像定位 ,  *音響アレイ ,  残響 ,  ゴースト ,  *判定基準
準シソーラス用語： L1ノルム ,  コヒーレンス関数 ,  スピーカアレイ ,  *マイクロホンアレイ ,  *音源位置推定 ,  空間コヒーレンス

分類 (1件)： 音響信号処理  (BB03050C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 複数音源 ,  位置推定 ,  多次元 ,  関数