抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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立方体切断塊状黄銅鉱を100°Cを超えない温度での塩酸によって浸出させた。固体残渣をSEM,EPMA,Raman分光およびXRDによって観察および/あるいは解析した。結果が,黄銅鉱は塩素含有銅藍(CuS
1-0.5xCl
x),Cl-銅藍(CuS
0.5Cl
0.5),ナントカイト(CuCl)およびCu
+1.475Cu
2+0.239Fe
2+0.023ClO
2.342(OH)
0.316・0.370H
2Oへ転移することを示した。黄銅鉱鉄を浸出し,液体貯蔵器へ解放し,ここでは液-固界面において新しい生成物を形成し,そのいくつかはテフロンチューブの壁面にヘマタイトとして沈殿した。SEM像が,Cl含有銅藍は立方体サンプル周辺周りあるいは(微小)亀裂の側面に沿って存在し,液体貯蔵器につながる亀裂を埋めていることを示した。Cl-銅藍は主たる亀裂を通して内部立方体サンプル域の外へ輸送された。さらに,塩酸中での浸出は,三角形ピット,拡大した粗い一次元域およびマイクロスラブを形成する三つの交差破砕の原因となった。破砕は黄銅鉱構造の[112]軸に従った。擬似格子整合置換反応が塩酸の存在における密接あるいは半開放系で形成するCl含有銅藍を支配した。しかしながら,溶解,輸送および沈殿が半開放系における反応を支配した。Cl-銅藍及び/あるいはナントカイト結晶形成は黄銅鉱構造に亘ってテンプレート成長によって進展した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.