抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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辺野古アセスの本質が端的に表れたのがジュゴン(写真1)の調査・予測・評価である。環境保全を事業者の良心にゆだねる日本の環境アセスメント制度では,形式的手続きを整えることで事業を進めることができる。絶滅危惧種ジュゴンが棲む辺野古沿岸域での飛行場建設について,世界最大の環境団体である国際自然保護連合(IUCN)は三度,自重を求める勧告・決議を採択している。「国連生物多様性の10年」(2011年~2020年)の第2年度にあたる今,また改正環境影響評価法が施行される今,環境アセスに市民・NGO・学者が参加できる制度とゼロ・オプションの導入が求められる。(著者抄録)