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J-GLOBAL ID：201202207879681147   整理番号：12A0805472

各種緯度での太陽光により誘発されたDNA損傷の特性

DNA Damage Profiles Induced by Sunlight at Different Latitudes

著者 (8件)： PASSAGLIA SCHUCH Andre (Univ. Sao Paulo, SP, BRA) ,  YAGURA Teiti (Univ. Sao Paulo, SP, BRA) ,  MAKITA Kazuo (Takushoku Univ., Tokyo, JPN) ,  YAMAMOTO Hiromasa (Rikkyo Univ., Tokyo, JPN) ,  SCHUCH Nelson Jorge (INPE, RS, BRA) ,  AGNEZ-LIMA Lucymara Fassarella (Federal Univ. Rio Grande do Norte, RN, BRA) ,  MACMAHON Ricardo Monreal (Univ. Magallanes, Punta Arenas, CHL) ,  MENCK Carlos Frederico Martins (Univ. Sao Paulo, SP, BRA)
資料名： Environmental and Molecular Mutagenesis  (Environmental and Molecular Mutagenesis)
巻： 53  号： 3  ページ： 198-206  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： W0213A  ISSN： 0893-6692  CODEN： EMMUEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 各種環境条件における太陽のUV照射を監視するためのDNAに基づく生物学的センサーの開発及び適用は,地球温暖化及び気候変動の観点からも重要である。太陽光の遺伝毒性影響の分子的見地の提供を念頭に入れて,南米における各種緯度での太陽のUVB/UVA照射の物理的測光と平行して,DNA線量計測方式を用いて野外実験を行った。太陽光誘発性DNA損傷の特性を評価するために,DNA修復に特異的な酵素及び抗体に基づく生化学的及び免疫学的手法を適用して,太陽光の遺伝毒性潜在能が,実際に緯度により変化することが明らかになった。それにもかかわらず,酸化DNA塩基の誘発が緯度の増加に直接依存している一方で,ピリミジン(6-4)ピリミドン光産物(6-4PPs)の生成はその逆であった。したがって後者はUVB発生の生体分子標識の1つと見なすことができる。この分子的DNA損傷パターンは,どの特定緯度においても主にUVA及びUVBの相対的発生を反映する。

シソーラス用語： *太陽光 ,  紫外線照射 ,  健康被害 ,  変異誘発 ,  *DNA損傷 ,  *遺伝毒性 ,  線量測定 ,  緯度 ,  依存性
準シソーラス用語： 緯度依存性

分類 (2件)： 遺伝的変異  (EC01030Y) ,  人間に対する影響  (EE04050V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 緯度 ,  太陽光 ,  誘発 ,  DNA損傷