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J-GLOBAL ID：201202207882566197   整理番号：12A0784576

金属有機フレーム構造体の構造および表面積の保持における水吸着の影響

Effect of Water Adsorption on Retention of Structure and Surface Area of Metal-Organic Frameworks

著者 (5件)： SCHOENECKER Paul M. (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  CARSON Cantwell G. (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  JASUJA Himanshu (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  FLEMMING Christine J. J. (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  WALTON Krista S. (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 51  号： 18  ページ： 6513-6519  発行年： 2012年05月09日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,室温および90%までの相対湿度での,金属-有機物フレームワーク(MOF)における水吸着の実験的検討について示す。再生後の構造的劣化を,粉末X線回折(PXRD)および窒素吸着測定により分析した。オープンな金属サイトを備えたMOFは,大きな親水性を示す一方で,PXRDにより構造が維持されることが明らかとなった。いずれにしても,重大な表面積の損失は,分解の発生および再生時に酸素が存在していたことを示唆する。材料のうち,HKUST-1,MgMOF-74,UiO-66(-NH2)は良好な構造安定性を示した。一方,MOF(DMOF-1;DMOF-1-NH2;UMCM-1)を含むZn-COOHは,完全に結晶性を損失した。本研究によれば,プロトタイプMOFにおける水吸着の体系的検討がなされ,いくつかのケースでは,これらの材料にて,ゼオライトや活性炭等の現行吸着材相当する水吸着挙動が示された。合成的水安定材料に対し,設計基準を真に構築するためには,金属及び液体の広域に対するMOF水吸着の追加的検討が必要となる。

シソーラス用語： *表面積 ,  構造 ,  *吸着 ,  ゼオライト ,  活性炭
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  *水吸着 ,  窒素吸着 ,  粉末X線回折 ,  結晶性 ,  *金属有機フレーム構造

分類 (2件)： 吸着,イオン交換  (XD02060I) ,  吸着剤  (YB03000W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 金属有機フレーム構造 ,  表面積 ,  水吸着