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J-GLOBAL ID：201202207906958873   整理番号：12A1288872

ねずみ鋳鉄上にPTAにより堆積させたNi基コーティングの酸化挙動

Oxidation behavior of Ni-based coatings deposited by PTA on gray cast iron

著者 (3件)： FERNANDES F. ,  CAVALEIRO A. ,  LOUREIRO A.
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 207  ページ： 196-203  発行年： 2012年08月25日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究の目的は,ねずみ鋳鉄上に堆積したニッケル基表面硬化コーティングの酸化挙動に対するPTA電流(100および120A)の影響を調べることである。空気中で2h,800および900°Cに保持されたコーティングの酸化挙動を熱重量法(TGA)により調べた。コーティングの断面および表面を,エネルギー分散X線分光が組み合わされた走査電子顕微鏡(SEM/EDS)およびX線回折(XRD)により評価した。TGAの結果は,より低いアーク電流で作製したコーティングが,高い電流で作製したものより効果的な酸化抵抗を示すことを示唆した。この挙動はPTA過程により促進された希釈と関連し,それは,コーティングの化学的組成を変化させる。結果として,等温酸化後,異なる種類の酸化スケールがそれぞれのコーティングに検出された。より低いアーク電流と希釈で作製した試料では,Si-Oの保護層が形成され,一方で,より高い電流で作製した試料では,Fe₃O₄の特徴が小さいNiFe₂O₄スピネルリッチ相を有するFe₂O₃外部層と,シリコン,ニッケルおよび鉄に平均的にリッチに分布する少量のダーク層を有するFe₃O₄内部層の2つの層が同定された。高い希釈を伴うコーティングの900°Cにおける等温酸化曲線は2つのステージを示した。初期ステージでは時間に対する重量増がほぼ線形,一方,第2ステージでは放物線則が実験データにフィットできる。他の試料は,放物線則のみに従った。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ねずみ鋳鉄 ,  *アーク放電 ,  ニッケル合金 ,  *高温酸化 ,  酸化膜 ,  保護膜 ,  微細構造 ,  等温過程 ,  形態 ,  表面構造 ,  断面 ,  プラズマアーク溶接 ,  プラズマアーク融解 ,  合金化 ,  肉盛 ,  型 ,  ガラス成形 ,  電流
準シソーラス用語： アーク電流 ,  *プラズマ移行アーク ,  *プラズマ移行アーク粉末肉盛 ,  酸化スケール ,  成形型 ,  等温酸化 ,  表面形態 ,  保護層

分類 (2件)： ガラスの製造  (YC02020O) ,  その他の表面処理  (WC08070F)

タイトルに関連する用語 (6件)： ねずみ鋳鉄 ,  PTA ,  堆積 ,  Ni基 ,  コーティング ,  酸化挙動