抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「かっしゃ君」は,がいしの電食により,き電線が可動ブラケットのパイプに載ってしまった事故の復旧作業を効率的に行うために考案された。その後「かっしゃ君」が,き電線がいし取替作業を2人1組で5分という短時間で安全に行うことができることから,しばしば利用されてきた。しかし,この工具では,き電線腕金である等辺山形鋼F1でしか使用できないため,今回,構内のビーム上にある,やぐらでも使用できるように「かっしゃ君2号」を考案した。考案に際しては,次のような点に苦労した。1)構内のやぐらでも,駅中間の等辺山形鋼F1でも使用できるように取付金具を改良,2)取付金具を改良しても,カーブ区間でそのカーブに合うように滑車が自由に回転できること,3)ロープが本体に固定できるように締め金具フックの改良。その結果,改良された「かっしゃ君2号」が完成し,一層の作業容易化,安全化が図られた。その考案内容を紹介した。