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J-GLOBAL ID：201202207964069116   整理番号：12A1080650

高エントロピー合金の合金設計と特性の最適化

Alloy Design and Properties Optimization of High-Entropy Alloys

著者 (3件)： ZHANG Y. (Univ. of Sci. and Technol. Beijing, High-Entropy Theory Center, State Key Lab. for Advanced Metals and Materials ...) ,  YANG X. (Univ. of Sci. and Technol. Beijing, High-Entropy Theory Center, State Key Lab. for Advanced Metals and Materials ...) ,  LIAW P. K. (Univ. of Tennessee, Dep. of Materials Sci. and Engineering, 37996, Knoxville, TN, USA)
資料名： JOM  (JOM)
巻： 64  号： 7  ページ： 830-838  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0321A  ISSN： 1047-4838  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,著者らのグループ及びその他の高エントロピー合金(HEA)に関する最近の研究をレビューする。HEAは通常5つまたはそれ以上の元素を含むため,多くの場合,合金を設計するために用いるHEAの状態図が得られない。著者らは,HEAの相形成を予測するためにδ及びΩのパラメータを利用できること,すなわち固溶体相を形成するために必要となるΩ≧1.1及びδ≦6.6%を提案した。この評価基準を試験するために,TiZrNbMoV_x及びCoCrFeNiAlNb_x合金を調製した。これらのミクロ組織は,低Nb量では主として単純な体心立方固溶体から構成される。TiZrNbMoV_x合金は優れた機械的性質を有する。またCoCrFeNiAl合金のミクロ組織を制御するために,Bridgman凝固を用いることができ,その塑性は約30%改善した。驚いたことに,CoCrFeNiAl HEAは温度が298Kから77Kへ低下した場合でさえ,明瞭な延性-脆性遷移を示さなかった。Copyright 2012 TMS Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *合金設計 ,  状態図 ,  固溶体 ,  *モリブデン合金 ,  ニオブ含有合金 ,  ジルコニウム含有合金 ,  チタン含有合金 ,  バナジウム添加合金 ,  合金元素 ,  *コバルト合金 ,  クロム含有合金 ,  鉄含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  ニオブ添加合金 ,  *機械的性質 ,  延性-脆性遷移 ,  多成分系 ,  熱力学関数
準シソーラス用語： 高エントロピー合金

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高エントロピー合金 ,  合金設計 ,  最適化