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J-GLOBAL ID：201202207990867225   整理番号：12A0520770

生体から着想を得たナノ構造体を用いた赤外光子による高速イメージングに向けて

Towards high-speed imaging of infrared photons with bio-inspired nanoarchitectures

著者 (9件)： PRIS Andrew D. (General Electric Global Res. Center, New York, USA) ,  UTTURKAR Yogen (General Electric Global Res. Center, New York, USA) ,  SURMAN Cheryl (General Electric Global Res. Center, New York, USA) ,  MORRIS William G. (General Electric Global Res. Center, New York, USA) ,  VERT Alexey (General Electric Global Res. Center, New York, USA) ,  ZALYUBOVSKIY Sergiy (General Electric Global Res. Center, New York, USA) ,  DENG Tao (General Electric Global Res. Center, New York, USA) ,  POTYRAILO Radislav A. (General Electric Global Res. Center, New York, USA) ,  GHIRADELLA Helen T. (Univ. at Albany-SUNY, New York, USA)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 6  号： 3  ページ： 195-200  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 既存の赤外線検出器は複雑な微細加工法と熱管理法に依存している。本論文では,虹色のモルフォチョウ鱗粉の構造から着想を得た低熱質量共振器という魅力的なプラットフォームを報告する。この共振器では,光共振器がその熱膨張と屈折率変化によって変調されると,中波赤外(3~8μm)放射が可視の虹色へ変化する「波長変換」が起こる。モルフォチョウ鱗粉に単層カーボンナノチューブをドープすることによって,雑音等価温度差が18~62mKで熱シンクを使わない応答速度が35~40Hzの中波赤外検出を,我々は実現した。個々の「画素」のピッチはナノスケールで,熱質量がきわめて小さいため,既存の検出器を超える著しい改善が期待される。数値解析により,この熱応答の起源が説明され,生体から着想を得た概念的に新しい将来の熱イメージングセンサーの設計の指針が得られた。Copyright Nature Publishing Group 2012

シソーラス用語： *撮像 ,  *ナノ構造 ,  バイオテクノロジー ,  赤外線 ,  光共振器 ,  単層カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： *高速イメージング ,  赤外イメージング ,  ナノ構造体 ,  生体模倣技術 ,  中間赤外線

分類 (2件)： 赤外・遠赤外領域の測光と光検出器  (BD07032W) ,  光学情報処理  (BD03060T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 生体 ,  着想 ,  ナノ構造体 ,  赤外 ,  光子 ,  高速イメージング