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J-GLOBAL ID:201202208014517135   整理番号:12A1748454

コムギ種子生産における技術的効率:ネパール,タライ地域における事例研究

Technical Efficiency in Wheat Seed Production: A Case Study from Tarai Region of Nepal
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 41-50  発行年: 2012年07月01日 
JST資料番号: L2463A  ISSN: 1341-0903  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ネパールのコムギ種子生産に関する技術的効率を評価するとこを目的として,最も一般的な種子源・化学肥料・労働力・家畜および耕地を従属変数とし,小麦収量による農民の技術的効率を評価し,技術的効率に影響を与える社会経済的変数の同定を行った。タライ地域の東,中央,西に位置する3地区,シラハ,チトワンおよびカイラリ地区において,各60戸の農家を対象に野外調査を実施し,収集したデータに基づき統計解析を行った。統計解析には,コブ = ダグラス型生産関数による確率的フロンティア生産モデルを用いて,技術的効率を評価し,次にトービット・モデルにより技術的効率に関する社会経済的変数の影響を同定した。その結果,小麦収量に関して種子源,化学肥料および耕地は,正の影響があり,労力は負の影響があった。上述の変数に用いた供給源の技術的効率は,78.3%であり,小麦種子生産効率をさらに20%以上伸ばせることが示唆された。さらに,トービット回帰分析の結果,9従属変数の内,公共の潅漑整備と耕地の質が技術的効率に影響を与える重要な社会経済的変数であった。以上のことから,小麦種子生産における農民の技術的効率高揚のためには,農業拡充政策において,公共の潅漑整備計画や耕地の土壌管理体制つくりが優先されるべきであることが明らかになった。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
麦  ,  農業経済,農業経営 

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