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J-GLOBAL ID:201202208043306321   整理番号:12A1159776

2,5-ジアリール-1,3,4-オキサジアゾール基盤及びピコリン酸配位子を含有するビス-シクロメタル化Ir(III)錯体の電子及び光物理特性に与える立体異性及び立体因子の結合効果

Combined Effects of Stereoisomeric and Steric Factors on Electronic and Photophysical Properties of Bis-cyclometalated Ir(III) Complexes Containing 2,5-Diaryl-1,3,4-oxadiazole Based and Picolinate Ligands
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巻: 116  号: 27  ページ: 14575-14583  発行年: 2012年07月12日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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N,N-シスIr(oxd<sup>1</sup>)<sub>2</sub>(pic)(錯体1)及びN,N-シスIr(oxd<sup>2</sup>)<sub>2</sub>(pic)(錯体2)(但し,oxd<sup>1</sup>=2-(4-フルオロフェニル)-5-(2,4,6-トリ-tert-ブチルフェニル)-1,3,4-オキサジアゾール,oxd<sup>2</sup>=2-(4-フルオロフェニル)-5-(2,4,6-トリイソプロピルフェニル)-1,3,4-オキサジアゾール,及びpic=ピコリン酸)の異常な光物理特性を理解するために一連の2,5-ジアリール-1,3,4-オキサジアゾール(oxd<sup>n</sup>)誘導体のシクロメタル化Ir(III)錯体につき,密度汎関数理論(DFT)及び時間依存性DFT(TDDFT)を用いてその幾何学異性(N,Nトランス及びN,Nシス異性体)の影響を調べた。また平面及び捩れたoxd<sup>n</sup>配位子は立体効果を評価するために考慮された。DFT結果はX線構造と一致しており,R-アリール環の置換基が嵩張っていればいるほど,ねじれ角は錯体2のi-Prで64°から錯体1のt-Buで86°の範囲で大きくなる。この立体パラメータは電子構造において明らかな変化を誘因することが示され,励起状態の再秩序及び性質を結果としてもたらす。非捩れ系より捩れた錯体2では遷移双極子モーメントは10倍も低く減少する。双極子モーメントはねじれ角及び構造異性に関係し,その値はN,N-シスからN,N-トランスになるにつれ減少する。錯体1及び2の量子収率は極端に乏しい(<0.01)。CH<sub>2</sub>Cl<sub>2</sub>溶液において293Kで錯体1では蛍光のみが観察される一方,錯体2では蛍光及び燐光の発光が観察される。77Kでは両錯体とも強い燐光を示す。
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分類 (2件):
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第3族元素の錯体  ,  錯体のルミネセンス 
物質索引 (5件):
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