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J-GLOBAL ID:201202208057717375   整理番号:12A1030254

理論上安定な背景ノイズが発話の変調マスカとして主に作用することについて

Notionally steady background noise acts primarily as a modulation masker of speech
著者 (3件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 317-326  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Stone氏等[J. Acoust. Soc Am誌,第130巻, 2874-2881 頁(2011年)]は,ボコーダ処理を用いて,理論上安定なノイズのエンベロープ変調は,エンベロープエネルギーよりも発話のマスカとしてより有効であることを示している。本稿では,同じ現象を,非ボコード処理信号を用いて実証した。発話を,28チャンネルにフィルター処理した。各チャンネルに中心を有するマスカを,ターゲット対バックグラウンドの比が-5 または, -10 dBにおいて,チャンネル信号へと追加した。マスカは,正弦波,または,ガウス(GN),或いは,低ノイズ(LNN)統計で合成した帯域幅1/3,ないし,1 ERBN(ERBNは,「通常」の聴覚フィルターの帯域)を有するノイズ・バンドとした。マスカ同士の周辺相互作用をできるだけ抑えるよう,奇数番号のチャンネルを,一方の耳に提示し,偶数番号のチャンネルをもう一方の耳へと提示した。発話了解度を,各「定常」マスカがある場合において評価し,このマスカは,8Hzにおいて100%正弦波振幅変調させている(SAM)。発話了解度は,マスカのエンベロープ揺らぎの増加につれて減少した。マスキング解除,つまり,SAM,及び,その「定常」的な対応部との発話了解度の差は,1-ERBN GNに関する略ゼロから約50%点まで,帯域に応じて増加した。正弦マスカ,及び,GNマスカはそれぞれ,エネルギーマスカ,及び,変調マスカとして主に作用すると結論付けられる。(翻訳著者抄録)
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