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J-GLOBAL ID:201202208104682852   整理番号:12A0098198

U73122による5-リポキシゲナーゼの阻害はシステイン416への共有結合によるものである

Inhibition of 5-lipoxygenase by U73122 is due to covalent binding to cysteine 416
著者 (11件):
資料名:
巻: 1821  号:ページ: 279-286  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホスホリパーゼC阻害剤として初めて同定されたU73122は,30nMのIC50値を有する精製5-リポキシゲナーゼ(5-LO)の強力な直接阻害剤を示している。5-LOは微生物に対する宿主防御反応と炎症およびアレルギー反応に関与するメディエーターを示すロイコトリエンへのアラキドン酸(AA)の変換を触媒する。ヒト5-LO酵素の効率的阻害はU73122のマレインイミド基のチオール反応性に依存するので,この特性を用いてU73122による5-LO阻害に重要である5-LO蛋白質におけるシステイン残基を同定した。U73122はCys残基99,159,264,416および449と共有結合することをMALDI-MSにより見出した。Cys416のSerへの突然変異により,U73122による5-LOの阻害が強く減少したが,Cys416に近い三つのCysのさらなる突然変異により,該化合物による5-LO阻害はさらに低下した。U73122と5-LOを用いる洗出し実験により,U73122の不可逆的結合を示した。全体的に,本データから,活性部位に提案AA流入チャンネルに近いCys416周辺地域は新規5-LO阻害剤の開発のために興味深い標的であることを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
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