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J-GLOBAL ID:201202208115907155   整理番号:12A0726737

AERDとATA患者由来のPBMCにおける異なる遺伝子マーカー

Differential gene expression profile in PBMCs from subjects with AERD and ATA: a gene marker for AERD
著者 (7件):
資料名:
巻: 287  号:ページ: 361-371  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0025C  ISSN: 1617-4615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アスピリンで悪化した呼吸器疾患(AERD)は重症な喘息に関連し,アスピリンは突然の重い攻撃の形で現れる喘息の悪化の原因と成り得る。アスピリンの経口チャレンジはAERDの診断の確定に標準的な王道であるが,時間を要し,いくつかの症例では重大な合併症をもたらす。したがって,より効果的で実際的な方法がAERD患者の予測に必要とされている。本研究の目的は末梢血単核細胞(PBMC)内のAERD関連遺伝子の発現を同定し,これらの遺伝子がAERDを予測する候補遺伝子である可能性を調べることであった。そのために,AERDを持つ24人の検体とアスピリン耐性の喘息(ATA)を持つ18人の検体からのRNAの約34,560の遺伝子のミクロアレイ解析を行なった。p≦0.001(t試験)および≧8倍変化を適用し,そして多重比較を補正するために,誤発見率の解析を行い,全部で,10の遺伝子を遺伝子マーカー候補として選んだ。多重ロジスティック回帰分析を適用して,可能な10,23のモデル(210-1)の中からCNKSR3,SPTBN2,IMPACTから成るモデルを候補の集合として選んだ。この集合が88%の感受性と89%の特異性を持つ最良のAUC(0.98)であることを示したからである。確認のために,遺伝子チップ研究および他の複製サンプルにおける二つの集合群からのPBMCでのリアルタイムPCRによるmRNAのレベルは,24人のAERD,20人のATAそして8人の正常対照で有意に異なり,100%の感受性と100%の特異性を持つ二つの群の集合間でそれぞれ異なった。しかしながら,IMPACT遺伝子はAERDと正常対照の間に差異はなかった。二つの遺伝子(CNKSR3とSPTBN2)の集合は遺伝子チップ研究サンプルで最良のAUC(0.96)と88の%感受性,94%の特異性を示した。さらに,この集合は二つの群の集合のそれぞれでAUCを完全に識別する能力を示した(1.0,100%の感受性と100%の特異性)。結論として,著者らはAERDとATAを完全な識別力で区別する効率的で実用的なPBMCの二つの遺伝子マーカー(CNKR3とSPTBN2)を開発した。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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呼吸器の診断 
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