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J-GLOBAL ID：201202208116434935   整理番号：12A1499298

反応座標の全貌解明をめざしたフェムト秒構造化学研究

Femtosecond Structural Study for Elucidating the Reaction Coordinates

著者 (2件)： 竹内佐年 (理研) ,  田原太平 (理研)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 40  号： 10  ページ： 759-765  発行年： 2012年10月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 反応分子の形状の変化や生成物の最終形状を知ることは物理化学者の夢のひとつである。本論文では,溶液中の化学反応において,核波束運動の観測による反応性励起状態の観測,フェムト秒領域でのラマン測定による分子の瞬時構造の追跡,遷移状態の分光について概観した。核波束運動の生成と観測,フェムト秒ラマン分光,フェムト秒誘導ラマン分光,状態遷移の観測などを述べた。超高速反応の研究を通して遷移状態近傍の分子の挙動の知見が得られる。超高速反応の分光研究の意義を指摘した。

シソーラス用語： *Raman分光法 ,  フェムト秒 ,  *反応座標 ,  *光化学反応 ,  誘導Raman散乱 ,  物理化学 ,  遷移状態 ,  励起状態 ,  時間分解分光法 ,  分子構造 ,  *レーザ分光法
準シソーラス用語： 化学構造 ,  超高速分光法

分類 (3件)： 分光法と分光計一般  (BD07041Q) ,  光化学反応  (CB08020F) ,  レーザの応用  (BD04100V)

引用文献 (33件)：

• CHANG, Z. Fundamentals of Attosecond Optics. 2011
• WILHELM, T. Opt. Lett. 1997, 22, 1494
• CERULLO, G. Appl. Phys. Lett. 1997, 71, 3616
• SHIRAKAWA, A. Appl. Phys. Lett. 1998, 72, 147
• 田原太平. レーザー研究. 2004, 32, 687

タイトルに関連する用語 (4件)： 反応座標 ,  フェムト秒 ,  構造化学 ,  研究