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J-GLOBAL ID:201202208162216462   整理番号:12A0396314

ラットでの末梢血リンパ球と骨髄細胞の遺伝毒性と細胞毒性における長期のカドミウム曝露とγ線照射の併用効果

Combination effects of chronic cadmium exposure and gamma-irradiation on the genotoxicity and cytotoxicity of peripheral blood lymphocytes and bone marrow cells in rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 743  号: 1-2  ページ: 67-74  発行年: 2012年03月18日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ラットで末梢血細胞と骨髄細胞の細胞毒性と遺伝毒性における長期のカドミウム(Cd)曝露とγ線照射の併用効果を調べた。低用量(LD)0.1mg CdCl2/(kgd),8及び12週間曝露では,血中Cd濃度は135-140μg/Lに達し,末梢血リンパ球,白血球(WBC)及び顆粒球-単球(GM)前駆細胞に毒性を示さず,骨髄の多染性赤血球(PCE)に毒性を示した。この長期のLDのCd曝露はリンパ球とPCEで照射誘発性の小核(MN)形成とヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ(hprt)突然変異を減少させ,LDのCd曝露と照射併用は骨髄細胞で相加的なメタロチオネイン(MT)蛋白質発現を誘発させた。高用量(HD)0.5mg CdCl2/(kgd),8及び12週間曝露では,血中Cd濃度は458-613μg/Lになり,炎症応答が誘発し,その間MN形成とhprt突然変異が顕著に増加し,PCE/正染性赤血球比は有意に低下した。HDのCdと2Gy照射併用ではMN形成,hprt突然変異,PCE損傷及びGM前駆細胞増殖で相加的毒性がみられ,顕著なMT蛋白質減少をもたらした。LDのCdへの長期曝露は末梢血リンパ球と骨髄細胞のPCEの遺伝毒性においてCd誘発性MT蛋白質アップレギュレーションによって照射への適応応答を誘発し,HDのCd曝露と照射の併用では末梢血リンパ球と骨髄細胞で細胞毒性と遺伝毒性に対して相加作用を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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動物に対する影響  ,  動物に対する影響  ,  造血・リンパ系一般 

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