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J-GLOBAL ID:201202208174470534   整理番号:12A0667633

金属水素化物用交流磁束計の構築とその性能評価

Construction of Alternating-Current Magnetometer for Metal Hydride and Its Performance Tests
著者 (4件):
資料名:
巻: 31  ページ: 69-76  発行年: 2012年03月30日 
JST資料番号: X0665A  ISSN: 1346-3675  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水素貯蔵材料としての金属水素化物に関して,水素吸収放出特性に関する基礎研究は盛んに行われているが,物性(電磁気,熱,光物性など)を利用した応用研究は比較的少ない。金属水素化物の磁気特性の正確な測定は,微粉化し表面酸化の影響を受けるため困難であった。本報告では,水素ガス雰囲気中にて水素化物の磁気特性を測定するため,圧力ー組成ー温度特性(PCT)測定装置に容易に組み込める交流磁束計の構築を行い,その性能評価をPd粉末を用いて行った。交流磁束計は,交流信号発信機,ロックインアンプ,及び3つのソレノイドコイルより構成されている。ソレノイドコイルの差分をロックインアンプで測定すると,一定の誘導起電力が検出される。測定した誘導起電力から磁化率への変換は,標準試料(Gd2O3:磁化率1.74×10-6m3/kg)により得られる関係を用いて行い,関係式,χ=((ΔVx-0.10386)/0.31292)×1.74×10-6×1/W;χ:磁化率(m3/kg,ΔVx:誘導起電力(μV),W:測定試料重量(mg)。今回測定された結果と,過去に測定された結果は定量的に良く一致し,構築した交流磁束計により水素化物の磁化率が測定可能であることが示された。
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分類 (1件):
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磁気の計測法・機器 
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