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J-GLOBAL ID：201202208180908347   整理番号：12A0680941

色素スピン水に関する基礎的研究

Fundamental study on the dye spin water.

著者 (6件)： 濱口聖士 (豊橋技科大 大学院工学研究科) ,  高木宏幸 (豊橋技科大 大学院工学研究科) ,  BARYSHEV Alexander (豊橋技科大 大学院工学研究科) ,  中村雄一 (豊橋技科大 大学院工学研究科) ,  BOEY Lim Pang (豊橋技科大 大学院工学研究科) ,  井上光輝 (豊橋技科大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 493(MR2011 41-48)  ページ： 23-26  発行年： 2012年03月09日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液体は形状に自由度が増えるため,液状デバイスは応用の観点から興味深く,多くの研究が行われている。例えば,屈折率差を用いた光導波路が研究されている。本研究では,スピン系を有した液状の光制御デバイスを検討した。スピン系を有する液体に磁性流体がある。磁界が印加された磁性流体に光が入射すると,屈折率の変化により偏光面が回転する。しかし,磁性流体は光の透過率が低く,光制御の用途に用いると光利用効率が低下する。ここで我々は,光増幅用の色素を磁性流体に混合した色素スピン水を用いることで,光強度の損失を防ぎつつ,スピン系の光変調効果を有した全く新しいリキッド光磁気デバイスを考案した。本研究では,リキッド光磁気デバイスの一つとして,色素スピン水の磁界印加による屈折率の変化を磁性フォトニック結晶の欠陥層に応用し,磁界の有無による局在波長変調デバイスを試みた。(著者抄録)

シソーラス用語： *スピン系 ,  *光制御 ,  *磁性流体 ,  液体 ,  光合成 ,  光変調 ,  屈折率 ,  偏光性 ,  *光磁気効果
準シソーラス用語： 光利用効率 ,  磁性フォトニック結晶 ,  *色素スピン水 ,  波長変調 ,  偏光特性

分類 (1件)： 光学情報処理  (BD03060T)

引用文献 (5件)：

• PSALTIS, Demetri. Developing optofluidic technology through the fusion of microfluidics and optics. NATURE. 2006, 442, 381-386
• OMATU, T. Tunable, visible phase conjugator with a saturable-amplifier polymer laser dye. Optics Letters. 1998, 23, Issue 18, 1432-1434
• HIROSE, T. Vectorial phase conjugator by denigrated four-wave mixing in a laser-pumped polymer dye amplifier. Optics Communications. 2001, 199, 215-222
• COSTELA, A. Solid-state dye lasers based on copolymers of 2-Hydroxyethyl methacrylate and methyl methacrylate doped with rhodamine 6G. Applied Physics. 1995, 60, 3, 383-389
• YANG, S. Y. Magnetically-modulated refractive index of magnetic fluid films. Applied physics letters. 2002, 81, 4931-4933

タイトルに関連する用語 (3件)： 色素 ,  スピン ,  基礎的研究