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J-GLOBAL ID：201202208187180993   整理番号：12A0911086

遠距離静電相互作用のためのEwald総和及び平均イメージ電荷協定を用いた周期系のためのフラグメントベースの量子力学法

Fragment-based quantum mechanical methods for periodic systems with Ewald summation and mean image charge convention for long-range electrostatic interactions

著者 (3件)： ZHANG Peng (Univ. Minnesota, MN) ,  TRUHLAR Donald G. (Univ. Minnesota, MN) ,  GAO Jiali (Univ. Minnesota, MN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 21  ページ： 7821-7829  発行年： 2012年06月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 周期的系に対して遠距離静電相互作用をフラグメントベースの電子構造法に組み込むための,Ewalds総和法を記述した。その方法は,量子力学と分子力学(QM/MM)計算を組合せるための粒子-メッシュ法の拡張であり,計算的詳細の例示にあらわな分極(X-Pol)ポテンシャルに実施した。QM/MM-Ewald法と同様,X-Pol Ewald法は線形スケーリング静電法であり,近距離静電相互作用はあらわに実空間で決定され,また遠距離Ewald対ポテンシャルは補正としてのFock行列中に連合される。SCF処理過程での時間消費Fock行列アップデートを避けるため平均イメージ荷電(MIC)近似を導入した。液体水へのテストシミュレーションから,本X-Pol-Ewald法は球状カットオフを用いる通常のX-Pol法よりも約25%CPU時間を要するが,MIC近似の使用は15%遠距離静電相互作用のための余分のコストを低減することができることが示される。

シソーラス用語： *遠距離相互作用 ,  *静電相互作用 ,  数値解法 ,  周期軌道 ,  *分子軌道法 ,  分子内力学 ,  ポテンシャル ,  行列
準シソーラス用語： Ewald法 ,  Fock行列 ,  QM/MM法【分子力学】 ,  フラグメント分子軌道法 ,  対ポテンシャル

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  物理化学一般  (CB01010X)

タイトルに関連する用語 (9件)： 遠距離 ,  静電相互作用 ,  総和 ,  平均 ,  イメージ ,  電荷 ,  協定 ,  フラグメント ,  量子力学