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J-GLOBAL ID：201202208222681194   整理番号：12A0312060

制御された実験環境中でのザリガニ(Procambrus clarkii)中のセレン-鉛相互作用

Selenium-lead interactions in crawfish (Procambrus clarkii) in a controlled laboratory environment

著者 (4件)： WHITE Rebecca R. ,  HARDAWAY Carey J. ,  RICHERT Joel C. ,  SNEDDON Joseph
資料名： Microchemical Journal  (Microchemical Journal)
巻： 102  ページ： 91-114  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： D0072A  ISSN： 0026-265X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セレンと鉛との間の関係が,相反するあるいは相乗的な性質の1つであるかどうかを決定付けるために,淡水甲殻類ザリガニすなわちザリガニ(Procambarus clarkii)において実験を行った。ザリガニを既知の濃度の鉛へさらし,解剖し,次に分析し鉛の蓄積を測定し,次の通りであることを見いだした:えら>外骨格>器官>食用肉。鉛曝露されたザリガニの二重反復試験片をおよそ10ppm(mg/L)濃度のセレンへ1週間曝し,すべての生理学的逆効果を測定した。セレン曝露ザリガニの分析は,鉛曝露ザリガニの濃度と同じセレンの時間依存および組織特異的吸着:えら>外骨格>器官>食用肉を示した。セレンへの曝露後に,ザリガニは,7日間完全な麻痺の状態でまだ生きていた。二重反復試験片を純水中に置き,ザリガニがセレンを取り除き可動性を回復させる能力を測定した。24h内での排除で,80パーセントの麻痺したザリガニが完全な運動スキルを回復させた。排除されたザリガニの分析は,キチン質リッチな外骨格およびえら中でセレンの濃度の大きな低減を示した。しかしながら,非排除に対する排除ザリガニのえらおよび外骨格中の鉛濃度はいかなる大きな低下も示さず,キチン質と鉛との間の結合が,セレンとキチン質および/あるいは鉛との間の結合よりも非常により強いことを示した。各結合に対して提案したメカニズムをこの研究で示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ザリガニ類 ,  重金属汚染 ,  *鉛中毒 ,  キレート剤 ,  *キチン ,  *キレート化 ,  生体内蓄積 ,  生体内分布 ,  添加物効果 ,  セレン化合物 ,  *解毒 ,  *吸着平衡 ,  時間依存性 ,  濃度依存性 ,  化学吸着
準シソーラス用語： *Procambrus clarkii ,  *ザリガニ

分類 (3件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  解毒薬  (GZ04020B) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 実験環境 ,  ザリガニ ,  セレン ,  鉛 ,  相互作用