文献
J-GLOBAL ID:201202208227481363   整理番号:12A0580312

長野県上田市の中部中新統から産出した深海性サメ類化石群集

A fossil deep-sea shark assemblage from the Middle Miocene, Ueda City, Nagano Prefecture, central Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 47-61  発行年: 2012年03月25日 
JST資料番号: F0193A  ISSN: 0366-6611  CODEN: CKKAA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論において,中期中新世の横尾層と伊勢山層の泥岩から産出した,深海性サメ類であるツノザメ目3科4属の歯化石を形態的特徴をもとに記載した。これまでの研究と合わせるとツノザメ目5科8属の化石がこの地層から産出したことになる。中新統の地層では,同一の産出地点から同類化石が集中して産出することは極めて珍しい。産状として注目されるのは,最も深い生息域に棲むカラスザメ属,ユメザメ属,フンナガユメザメ属の,生存時に近いと考えられる数本の歯が接合した形で産出したことと,ヨロイザメでは上下顎歯群と皮小歯群が一塊として産出したことである。これらの発見は,サメの接合歯や皮小歯が生存時か死後直後に体から離れ,速やかに泥が被覆し化石化したことを示す。また,これらの化石は中期中新世の北部フォッサマグナ地域の古海況を考察するうえで重要な情報となる。本論により,横尾層上部から伊勢山層下部の地層は,陸棚斜面から深海平原へと連続的に深海化が進んでいったことが明らかとなった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
新生代 
引用文献 (75件):
  • ADNET, S. A palaeontological and phylogenetical analysis of squaliform sharks (Chondrichthyes : Squaliformes) based on dental characters. Lethaia. 2001, 34, 234-248
  • ADNET, S. Nouvelles faunes de Selaciens (Elasmobranchii, Neoselachii). Palaeo Ichthyologica. 2006, 10, 1-128
  • BASS, AJ. Shark of the east coast of south Africa VI. The families Oxynotidae Squalidae Dalatiidae and Echinorhinidae. Investigational Report Ocaengraphic Research Institute. 1976, 45, 1-103
  • BIGELOW, HB. A study of the suborder Squaloidea. Bull Mus Comp Zool. 1957, 117, 1, 1-150, pls.1-4
  • BLOW, WH. Late Middle Eocene to Recent planktonic foraminiferal biostratigraphy. Proceeding First International Conference on Planktonic Microfossils, Geneva, 1967. 1969, 1, 199-421
もっと見る

前のページに戻る