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J-GLOBAL ID：201202208237696015   整理番号：12A0508816

セメントペーストの水和反応速度に及ぼす温度とポルトランドセメントの粉末度の複合効果のモデリング

Modeling the coupled effects of temperature and fineness of Portland cement on the hydration kinetics in cement paste

著者 (2件)： TERMKHAJORNKIT Pipat ,  BARBARULO Remi
資料名： Cement and Concrete Research  (Cement and Concrete Research)
巻： 42  号： 3  ページ： 526-538  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： E0724A  ISSN： 0008-8846  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ポルトランドセメントの水和反応速度に及ぼす粉末度と温度の複合効果について再考した。その手法は,i)セメント粒子表面の溶解速度はその大きさに依存しないという仮説において,セメント溶解に及ぼす粉末度の影響のモデリング,第二段階として,ii)セメントの溶解速度に及ぼす温度の影響のモデル,から成る。実験結果の解析から,水和反応速度に及ぼすセメント粉末度の影響は単純な仮説で捉えることができ,どの時効段階でもセメント粒子の反応厚さは初期のセメント粒サイズに依存とみなされた。さらに,各温度での解析結果から,表面溶解速度に適用したアレニウス式により,一定の活性化エネルギーから水和反応速度に及ぼす温度の影響を説明できることを示した。モデルから得られた結果は,多くの組み合わせ(ポルトランドセメントの種類,水/セメント比0.5~0.6,セメントブレーン値3500~6600cm²/g,温度履歴20~60°C)における試験結果と良く一致した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セメント ,  セメントペースト ,  水和 ,  *水和反応 ,  水和物 ,  反応速度 ,  温度依存性 ,  ポルトランドセメント ,  粒度 ,  粒度依存性 ,  作用 ,  モデリング ,  溶解速度 ,  時効 ,  Arrheniusの式 ,  活性化エネルギー ,  水セメント比 ,  粒度分布 ,  比表面積 ,  熱サイクル ,  経時変化
準シソーラス用語： 複合効果

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (7件)： セメントペースト ,  水和 ,  反応速度 ,  ポルトランドセメント ,  粉末度 ,  複合効果 ,  モデリング