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J-GLOBAL ID：201202208238463014   整理番号：12A1221540

メタクリル酸メチルのRAFT重合のための連鎖移動剤としての容易に調製されたビス(カルバジルチオカルボニル)ジスルフィド

Facile Prepared Bis(carbazyl thiocarbonyl) Disulfide as Chain Transfer Agent for RAFT Polymerization of Methyl Methacrylate

著者 (6件)： LIU Bin (Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  DENG Liandong (Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  GUO Chungang (SOA, Tianjin, CHN) ,  GUO Ruiwei (Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  DONG Anjie (Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  ZHANG Jianhua (Tianjin Univ., Tianjin, CHN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 126  号： 2  ページ： 740-748  発行年： 2012年10月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可逆的付加開裂型連鎖移動重合(RAFT重合)の連鎖移動剤として高純度のビス(カルバジルチオカルボニル)ジスルフィド(BCTD)を調製して,開始剤のAIBNと組み合わせてメタクリル酸メチル(MMA)のRAFT重合に用いた。BCTDの調製は酸化剤としてK₃[Fe(CN)₆]を用いたカルバゾール-9-カルボジチオ酸ナトリウム(SCCD)の酸化によって行った。MMAのRAFT重合はBCTD/AIBN(モル比4/1~1/3)との反応によってその場合成された2-シアノプロピル-2-イルN-カルバジルカルボジチオアート(CYCBD)を連鎖移動剤に用いて行った。その結果,重合は初期段階では従来のフリーラジカルで進行して,その後制御型リビング重合で進行した。生成したPMMAの分子量は転化率と共に大きくなったが,分子量分布はBCTD/AIBN(モル比)に大きく影響を受けた。生成ポリマに構造を¹H NMRと蛍光スペクトルで明らかにした。

シソーラス用語： *ポリメタクリル酸メチル ,  *リビングラジカル重合 ,  *添加剤 ,  *ジスルフィド ,  酸化剤 ,  ヘキサシアノ鉄酸カリウム ,  酸化 ,  チオ酸 ,  ラジカル重合 ,  転化率 ,  分子量 ,  構造解析 ,  陽子磁気共鳴 ,  蛍光スペクトル ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： *RAFT重合 ,  フリーラジカル重合 ,  *連鎖移動剤

分類 (2件)： 単独重合  (CG04020S) ,  高分子の分子量分布,分別  (CG02032X)

物質索引 (4件)： メタクリル酸メチル ,  9H-カルバゾール-9-ジチオカルボン酸ナトリウム ,  9,9′-ジチオビス(チオカルボニル)ビス(9H-カルバゾール) ,  9-[(シアノチオ)(チオカルボニル)]-9H-カルバゾール

タイトルに関連する用語 (6件)： メタクリル酸メチル ,  RAFT重合 ,  連鎖移動剤 ,  調製 ,  ビス ,  ジスルフィド